キーボードショートカットでハイライトした単語をGoldenDictで即刻検索
Automatorでこういうワークフローを作ってみました。
ちなみに上記のAppleScriptを入力しなければいけないのは、Automatorに「テキストをペーストする」というオプションがないため、わざわざ「Cmd+Vに続いてリターンキーを押す」という動作をシステムに指示しなければいけないからなのだそうです。こちらのページを参考にさせていただきました。
このワークフローを保存してからSystem Preferences>Keyboardを開き、Shortcutsのタブを選んで左側でServicesを選ぶと、保存したワークフローが表示されます。これにチェックマークを入れてショートカットを指定すれば、例えばSafariで見かけた単語をハイライトして、そのショートカットを押すとGoldenDictが開き、検索結果を表示してくれます。
単純なことなのですが、翻訳業のくせにこんなことも知らずに、これまでせっせかと単語をコピペして検索していた私でした・・・。このたびちゃんとLogophileやDictionary.appのショートカットも設定したので、一気に検索プロセスが簡素化されたように感じます。同じ動作は、もちろん右クリックでのサービスメニューからでもアクセスできます。
System Preferencesでのショートカット設定時に注意が要るのは、Yosemite以降、Safariのショートカット設定が変更されたとかで、Cmd+Shift+文字というパターンで上書きできない組み合わせが多々あるということです。例えば、LogophileをCmd+Shift+Lで、kotonoko(これは国語辞典や漢語辞典専用に使っています)をCmd+Shift+Kでアクセスしたかったのですが、Safariで前者を押すとブックマークウィンドウが開いてしまいます。こういうところがちょっと不便ですが、上手にショートカットを割り当てればとても有用になると思います。なにしろ翻訳作業で単語検索に要する時間は並みじゃないですから。